QDT 2022年6月号
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イツ通信ドResin-Bonded Fixed Dental Prostheses113QDT Vol.47/2022 June page 0811第3章第2節<今月のレジュメ> 先月号から、「今さら聞けない、間違いやすいカンチレバー接着ブリッジのいろは」として接着歯学の視点からエナメル質接着の利点を挙げながら臨床に直結する技術的な注意点を述べました。また、ジルコニアカンチレバー接着ブリッジの適応条件を挙げながら、歯科医師編と歯科技工士編にて間違いやすい点について対応策を述べてきました。前編にて技術的要素を含んだポイントを解説しましたが、後編では技術的要素と相互作用する、実施のための環境を取り巻く考え方にスポットライトを当てます。 後編として、以下に述べる3つのポイントに視点を向けた理由は、あたりまえと思える領域にこそ落とし穴があると考えたからです。しかも、間違いやすく勘違いしやすいポイントでもある。そして、理解すればだれでもできるという利点もあるためです。また、前編と後編に挙げたポイントについては、今まで詳しく解説した書籍がないことも背景にあります。 1つ目のポイントは、ジルコニア以外のマテリアルを選択しない理由です。なぜジルコニアが安定しているのかを解説していきます。 2つ目のポイントでは、歯科医師とスタッフが考えなければならないことやミーティングにての改善点など、シミュレーションを通して成功するための注意点を挙げます。 3つ目のポイントは、なぜ接着ブリッジが脱離してしまうのか、あたりまえのことがあたりまえになっていない環境をどう改善していくか。ここでは脱離しないための具体的な項目を確認しながら、成功するためのポイントを挙げていきます。大川友成 Tomonari Okawa歯科技工士:Organ Dental Technology Hamburg:ドイツ歯科技工士マイスターHans-Henny-Jahnn-Weg 41-45, D-22085 Hamburg, Germany連載ジルコニアカンチレバー接着ブリッジの基礎知識を再考する今さら聞けない、間違いやすいカンチレバー接着ブリッジのいろは(後編)第15回カンチレバー接着ブリッジ成功のためのワンポイントアドバイスRBFDPs

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