QDT 2023年3月号
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3演者論202文Feature article #126QDT Vol.48/2023 March page 0346*1歯科医師・たきざわ歯科クリニック埼玉県さいたま市大宮区宮町3-1 アグレアーブル1F*2歯科医師・ねま歯科クリニック東京都三鷹市下連雀3-33-12 第一弓削ビル1F*3歯科医師・プラム四谷歯科クリニック東京都新宿区四谷2-4-1 ACN四谷ビル1F*4歯科医師・パークサイドデンタルオフィス埼玉県さいたま市大宮区桜木町2-192 岡田ビル2F*5歯科医師・岩本町デンタルクリニック東京都千代田区岩本町3-5-2 合人社東京秋葉原ビル2F*6歯科医師・デンタルクリニック アレーズ銀座東京都中央区銀座5丁目5-16 銀座テーラービルディング7FTakuya TakizawaDaichi NemaMasahiro LeeShigeharu YoshidaArimichi ShindoShigeru Nakamura1)ケースプレゼンテーション症例4:全顎的に咬耗が著しい患者に咬合再構成を行った一症例(後編:咬合再構成編②)滝沢卓也*1 根間大地*2 李 昌弘*3 吉田茂治*4 新藤有道*5 中村茂人*6 中村:次は、滝沢先生からのプレゼンテーションです。「全顎的に咬耗が著しい患者に咬合再構成を行った一症例」ということで、欠損は少ないながらも全顎にわたるアプローチが必要となった症例についてディスカッションしていきたいと思います。滝沢:このような機会をいただきまして、本当にありがとうございます。それでは、症例に入らせていただきます。患者はY.Y.さん、初診当時61歳の男性です。主訴は「左右の歯が痛い」とのことで来院されました。これまではその場限りの治療しか受けてこなかったとのことで、「今回はきちんと治したい」、そして「見た目もきれいにしてほしい」との要望でした(図1)。全身新春座談会気鋭臨床家症例クロスレビュー─他者の視点と症例の追体験─

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