3演者論2023 つのコンセプトを Q&A で読み解く文QDT Vol.48/2023 August page 1083 前歯部補綴において、モノリシックジルコニアにステインのみで製作するステイン法を第一選択と考える術者は少ないかもしれない。実際、陶材を築盛するレイヤリング法と比較すると、審美性に劣ることは事実である。 しかし、ジルコニアディスクの進化が著しい昨今、カラーリキッドやマルチレイヤーディスクを使用すること掲載予定(敬称略)第1回 鈴木 淳(Iris Dental Laboratorio)第2回 松山真也(SUNS Dental Laboratory)第3回 チェ・ムンシク(WITH DENTAL CLINIC)第4回 峯崎稔久(ZAHN DENTAL LABORATORY)第5回 鬼頭寛之(CURA ESTHETIC DENTAL CENTER)第6回 都築優治(Ray Dental Labor)で、ある程度複雑な色調も再現できるようになり、審美性に加えて強度が重視されるような症例にはレイヤリング法よりも優位であると感じる。 そこで今回は、モノリシックジルコニアを選択する症例と実際に筆者が行っているカラーリキッドの選択、ステインの手技について紹介していく。89ZAHN DENTAL LABORATORY鹿児島県鹿児島市東坂元1-23-1峯崎稔久はじめに第4回 ARGEN Z HT+と Prettau 4 Anterior AquarelとIPS Ivocolorを用いた モノリシックジルコニア製作リレー連載前歯部モノリシックジルコニア最前線
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