前回はフレームデザインとケース選定について解説させていただいた。モノリシックジルコニアではなくフェイシャルカットバックフレームを用いたパーシャルベイク(以下:フェイシャルカットバック法)を選択する理由は、色調および表面性状の再現であると考えている。色調再現にフォーカスをあてると、インターナルステインテクニックの活用は外すことができない。インターナルステインを効果的に活用するにはステインの塗り方と表層陶材についての理解が必要となる1-3。これについては次回で解説したい。今回は前回解説したカットバック量の根拠を示しながら、表層陶材築盛前の処理についてまとめていく。 また、カットバック量の違いによって作業工程が異なるため工程表を示す(図1)。今回は図1の赤枠のエリアにあたる0.8mmカットバックを行った場合の表層陶材築盛前の処理について解説する。QDT Vol.49/2024 February page 0196i- Dental Lab/神奈川県横浜市鶴見区鶴見中央5-8-5 パームハイム20170伊原啓祐連載基礎から学ぶフェイシャルカットバック法を用いた陶材築盛第2回 表層陶材築盛前の処理はじめに
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