能能QDT Vol.48/2023 March page 0339参考文献1で解説参考文献1で解説第7回2で解説欠点・留意事項第8回(最終回):プロビジョナルレストレーション(後編)・簡便でチェアタイムが節約できる・サイズが豊富で、大多数の症例に適応可能・前歯・犬歯に適する・審美的に優れる・形態・色調選択の自由度が高い(義歯用人工歯を・間接法と比較してチェアタイムが節約できる・臼歯部に適する・色調選択の自由度がある・形態付与の自由度がある・すべての歯種・症例に応用可能・間接法と比較してチェアタイムが節約できる・すべての歯種・症例に応用可能・チェアタイムが節約できる・機能的・審美的な要件を十分に満たすことが可・すべての歯種・症例に応用可能・中・長期的な咬合治療等を目的に使用する(使・機能的・審美的な要件を十分に満たすことが可・使用材料(CAD/CAMブロック)により、中・長期的な摩耗・咬耗を予防して、咬合関係の保全に有効常温重合レジン塊による口腔内直接法予想支台歯形成に基づき技工室で製作したプロビジョナルレストレーションシェルを使用CAD/CAMによる製作使用)用目的が異なる) :プロビジョナルレストレーションを支台歯形態・形成量の確認に利用し、支台歯形態の修正を行う・既製冠が単色であり、色調調整ができない・長期的な使用には適さない・既製冠の外側に常温(即時)重合レジンの添加が化学的に困難人工歯の調整に時間がかかる形態付与に時間を要する・形態付与に時間を要する・形成前の理想的な歯冠形態に対するシリコーンインデックスが必要・審美性を考慮すると臼歯部応用が望ましい・形成前の石膏模型(研究用模型)が必要・技工操作が行える環境が必要・適切な診断用ワックスアップと予想支台歯形成が求められる・通常のプロビジョナルレストレーションとは異なり、使用目的が限定的・印象・模型製作が必須なため、形成直後に本法によるプロビジョナルレストレーションの装着はできない・費用がかかる・通常のプロビジョナルレストレーションとは異なり、使用目的が限定的・形成直後に本法によるプロビジョナルレストレーションの装着は可能・費用がかかる既製冠(ポリカーボネート)を使用シリコーンインデックス法口腔内スキャナー使用(直接法)表1 プロビジョナルレストレーションの製作方法の種類を示す。図1 プロビジョナルレストレーションの製作方法をグループ分けした図を示す。既製冠(ポリカーボネート)を使用■直接法人工歯シェルを使用■直接法常温重合レジン塊による直接成型■直接法シリコーンインデックスを使用■直接法事前に技工室で製作しておいたプロビジョナルレストレーションシェルを使用■間接法第7回2で解説形成済みの支台歯に対し、模型を製作した後にCAD/CAMで製作■間接法形成済みの支台歯に対し、口腔内スキャナーで光学印象した後にCAD/CAMで製作■直接法今回解説95支台歯形成モデルスキャナー使用(間接法:模型をスキャン)プロビジョナルレストレーションの製作方法の種類利点・特徴
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