QDT 2024年6月号
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グレーズ処理形態修正表層陶材築盛インターナルステインフレーム調整・サンドブラスト補助的インターナルステイン陶材築盛 天然歯模型を観察すると、隆線の凸部と凹部では周波条や横走溝の残り方が異なる。とくに経年的な摩耗の影響を隆線の凸部と凹部では周波条や横走溝の残り方が異なる受けやすい主隆線と唇側面溝に残った周波条との性状の違いが認められる(図2)。第6回(最終回) 形態修正と仕上げ(後編)0.4mmカットバック0.8mmカットバックQDT Vol.49/2024 June page 0665図1 前回は、筆者が形態修正を行う際に気を付けているポイントを、表面性状付与の工程まで解説した。今回は、表面性状付与後の工程についてまとめる。図2a、b 天然歯模型を観察すると、隆線の凸部と凹部では周波条や横走溝の残り方が異なる。拡大してみると(b)、凹部には周波条が強く残っているのに対し、凸部では弱くなっているのが確認できる。ab67グレーズ前の処置

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