ザ・クインテッセンス2021年7月号
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接合上皮内マージンの科学と臨床基礎と臨床の立場から支台歯形成のゴールを占う特別対談34the Quintessence. Vol.40 No.7/2021—1658特 集 1The Art and Science of Junctional Epitheliumキーワード:接合上皮内マージン, 歯冠形成,S Shape Prole東京都開業 上北沢歯科連絡先:〒156‐0057 東京都世田谷区上北沢3‐17‐6‐2F*京都府開業 牧草歯科医院連絡先:〒610‐0313 京都府京田辺市三山木中央4‐3‐11行田克則/牧草一人*Yoshinori Nameta, Kazuto Makigusa 2017年のAAP/EFP合同ワークショップにおいて,biologic width(生物学的幅径)の概念が見直され,supracr-estal tissue attachment(骨縁上付着組織)と改められました.これによって付着様式の考え方が変わり,行田先生,牧草先生が提唱する「接合上皮内マージン」がより支持されることになりそうです.そして,その後の支台歯形成では,理想的なエマージェンスプロファイルの形態は「S Shape Prole」ということになるでしょう.この治療の流れに則ってディスカッションいただきました.(編集部)

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