1P.632P.7262the Quintessence. Vol.40 No.10/2021—2452PARTPART 近年の歯冠色修復の隆盛は,この先も長く続くものと思われ,操作性,強度,審美性はますます高まっていきそうである.ご存知のとおり,CR修復ではその接着様式が重要であり,現在でも主流になっているのが,エッチング,プライミング,ボンディングがまとめられた1ステップボンディングシステムと,エナメル質のみのリン酸エッチングと象牙質のボンディングからなる2ステップボンディングシステムであり,時代は操作性が簡便である1ステップボンディングシステムに流れつつあった.しかしながら,接着性と耐久性の点からは2ステップボンディングシステムのほうが優位ともいわれてきたなか,第9世代ともいうべき新たな2ステップボンディングシステムも登場した. そこで,この領域のエキスパートであり,かねてよりご助言をいただいており,新しく徳島大学の教授になられて間もない保坂啓一先生と岡山大学教授の吉山昌宏先生にご登場いただき,改めて1ステップボンディングシステムのよさを再確認しながらも,新たな2ステップボンディングシステムの今後を占っていただいた.(編集部)PART接着様式の変遷と1ステップボンディングシステムおよび2ステップボンディングシステムへの期待保坂啓一/高橋真広接着性と耐久性重視の従来の2ステップボンディングシステムと新規2ステップボンディングシステム吉山昌宏/大原直子特 集 2コンポジットレジン,1ステップか,2ステップか?操作の簡便さか? 接着性と耐久性重視か?接着性と耐久性重視の従来の2ステップボンディングシステムと新規2ステップボンディングシステム2
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