MFS 2010年1月号(お試し版)
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臨床経験診療方針日々の臨床214歯周治療45%補綴治療20%インプラント治療15%矯正治療10%小児10%MTMでシザーズバイトを改善した一症例 卒後5年目.1年目より開業医に勤務.まったく何もわからなかった自分に,治療技術だけでなく,医療人としてのあり方を教えていただいた.10点502005学習曲線20062007200820092010年 口腔内を総合的に診断することを基本とし,1人ひとりの患者に合った治療計画の提案を心がけている.また患者との人間関係の構築を大切にし,患者が要望を述べやすく,治療を受けやすい環境づくりに努めている. その場限りの治療ではなく,1つひとつの問題に対し「なぜそのようになったのか?」ということを考え,その原因を取り除き,抜本的な治療を行うよう心がけている.歯周治療を軸にした診療スタイルで治療時間をしっかりと取り,1人ひとりの治療に集中した個別対応をしている.術前の診査・診断を行い,十分に説明し理解をしてもらう.また術前の説明だけでなく,途中経過や治療後についてもパソコン上で口腔内写真をみてもらい理解を得るよう心がけている.▲歯周治療を中心に日々臨床を行っている.[日常臨床で頻度の多い処置]the Quintessence. Vol.29 No.1/2010̶ 0214 稲垣伸彦キーワード:MTM,シザーズバイト,歯周治療,信頼関係■ 2005年より現在まで所属するスタディグループ「歯考会」にて年2回ずつ発表.♦2007年,2008年,2009年には学会にて発表.日本大学松戸歯学部卒業.東京都渋谷区・若林歯科医院勤務.日本歯周病学会認定医取得.My First Stage日白歯周病学研究会ペリオコース受講.MTM3か月コース受講.2010年1月号

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