臨床経験診療方針日々の臨床202修復治療20%顎関節治療20%歯周治療20%歯内療法15%補綴治療15%外科治療10% 卒後17年.さまざまなコースを受講後,2006年に当研究所開設.10点50199319951997学習曲線1999200120052009200320072010年 患者1人ひとりが生涯にわたっておいしく食事ができること,お口の健康を守ることを目標とし,①歯・歯周組織の安定,②顎関節・咀嚼筋の安定,③咬み合わせの安定を基本に治療している.患者との会話を大切にしながら,自分の理想とする治療と患者の求める治療との溝を埋める努力を行っている. 開業地の目黒区の祐天寺は,渋谷から電車で6分と便利な場所にありながら,とても静かな住宅街である.当院の1日の受診患者は15人前後で,比較的ゆっくりとした診療をしている.新患の7~8割が顎関節に問題をもった患者であり,主にスプリント療法,理学療法で症状をとった後,歯周治療,歯内療法と治療を進めていき,咬合不正が認められ,希望する患者には矯正治療(紹介),補綴治療を行っている.▲顎関節治療を軸に日々診療を行っている.[日常臨床で頻度の多い処置]野澤健司キーワード:ナラティブアプローチ,顎関節症,認知行動療法the Quintessence. Vol.29 No.6/2010̶ 1452 患者の物語性を重視したナラティブアプローチ─顎関節症の改善を試みた一症例─My First Stage野澤歯科勤務(~2005年).愛媛大学医学部口腔外科勤務(~2000年).野澤歯科顎関節研究所開設.東京歯科大学大学院歯学研究科卒業(歯学博士取得).都立大塚病院口腔科勤務(~1999年).東京歯科大学卒業.東京歯科大学大学院歯学研究科(口腔外科学専攻)入学.1994年~中沢顎関節研究所(週1回研修)1999年 ニュージャージー医科大学口腔顔面痛コース受講2001年 JIADSペリオ・インプラントコース受講 月星CEセミナーベーシックコース受講2005年 藤本研修会(補綴・咬合コース)受講2008年 青山心理学教育センター1年コース受講2009年 このはな児童心理研究所1年コース受講2010年6月号
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