MFS 2010年7月号(お試し版)
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臨床経験診療方針日々の臨床190補綴治療25%歯周治療35%歯内療法30%インプラント   治療,他     10% 卒後7年目.大学卒業後,同学の口腔外科に入局.約2年半在籍し,実家である筒井歯科医院に勤務,3年前より継承.その後,JACD,北九州歯学研究会若手会,ミニ甲斐会に入会.10点50200420052006学習曲線2007200920082010年 口腔は全身の一部であることを理解し,包括的な考えに基づいた診断,治療を行うように心がけている.また,患者の訴えを真摯に受け止め,スタッフを含めた医療者,患者双方が同じ方向を向いて治療を行うことを理想としている. 当院では咬合の不調和を主訴とする患者が多く,そのため全顎的な治療を行う場合が多い.その際,包括的な考えに基づきトップダウントリートメントを重視して診査・診断を行うように心がけている.また,それと同時にボトムアップトリートメントの概念により,歯内療法・歯周治療・修復処置など基礎的な治療を1歯1歯ていねいに行うことによって,患者の口腔内が長期に安定・維持できることを目標としている.▲医院全体では矯正と咬合治療が40%を占めるが,上記グラフは筆者自身の処置頻度を表している.[日常臨床で頻度の多い処置]筒井祐介キーワード:歯周組織,プロビジョナルレストレーション,補綴処置補綴前処置としての歯肉マネジメント─歯周組織と調和した補綴物を目指して─the Quintessence. Vol.29 No.7/2010̶ 1670 日本大学歯学部卒業.同学口腔外科第二講座入局.My First Stage筒井歯科医院勤務.ミニ甲斐会に入会.筒井歯科医院継承.北九州歯学研究会若手会に入会.JACDに入会.2010年7月号

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