My First Stageキーワード:key tooth,骨格性下顎前突,矯正的挺出中島幹夫新潟県開業 なかじま歯科クリニック連絡先:〒940‐1162 新潟県長岡市西宮内2‐33患者の背景を踏まえて治療にこだわる若手Dr.にご登場いただく欄Key toothを矯正的挺出により保存した症例メインテナンス 10%保存治療35%歯周治療10%歯内治療20%補綴治療 25% 臨床経験年数 1996年3月,新潟大学歯学部卒業.卒後は大学に残らず新潟市近郊の開業医勤務.2件の勤務経験を経たのち開業し,現在に至る.新潟再生歯学研究会100時間セミナー,臨床基本ゼミ受講.日本口腔インプラント学会,日本臨床歯周病学会,臨床歯科を語る会,無門塾,新潟再生歯学研究会,もくあみ会,歯科和同会所属. 診療方針 患者の口腔内状態から個々人に合った治療を提供することを心掛けている. 日々の臨床 どちらかといえば郊外型の立地であり,近隣は農家の高齢者が多く,義歯補綴関係が多い. 夫婦・家族での来院が多く,いわゆるホームデンティストとして日々接している.■どのように診査を進め,診断したか:₄舌側に明らかな腫脹とサイナストラクトを認めた.歯周検査ではポケットは認められず,動揺もなかった.同診査・診断,治療計画 日常臨床で行う治療の内訳部位付近の咬合診査を行い,₅₄に咬合痛を認めたため,デンタルエックス線撮影を行った.₄根尖部に透過像を認めたため,根尖性歯周炎と診断し,初診時の状態ab図1a 初診時デンタルエックス線写真. ₄根尖に明瞭な透過像を認める.₅近心歯槽骨にも怪しい影を認め,後にこの像の意味が判明する.図1b 初診からほど近い正面観.骨格性反対咬合を呈し,アンテリアガイダンスは欠如している.側方ガイドは小臼歯が担っている.図1a図1b146146the Quintessence. Vol.36 No.11/2017—24582017年11月号
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