政 治行 政・社 会文化・連載連 載連 載経 営Books&JournalsNew Frontierー歯科臨床が、変わる・動く・広がるーPR企画平成19年11月10日(土)月刊 毎月1回10日発行 第143号 (�)今月のニュース今月のニュース シンポジウムでは今話題のトピックス4題が行われた。とくに宮本泰和氏(京都府開業)、河津 寛氏(東京都開業)、西堀雅一氏(東京都開業)、村上 伸也氏(大阪大学教授)によるシンポジウム3「QOLを高める喜び:インプラントVS再生療法」は、会場に入りきらないほどの盛況ぶりであった。 また、歯科衛生士シンポジウムやポスターセッションの会場には意欲的な歯科衛生士の姿が数多く見られ、認定歯科衛生士への関心の高さがうかがえた。そのほか、一般ポスター討論や専門医ポスター討論、ランチョンセミナー、デンタルショーなどが開催され、50周年記念大会は盛会のうちに幕を閉じた。 9月21日(金)、22(土)の両日、東京国際フォーラム(東京都)にて日本歯周病学会50周年記念大会(山田 了大会長、東京歯科大学教授)が「歯周病学から国民健康科学への提言」をメインテーマに開催され、記念大会にふさわしく2,636名が集まり盛会となった。 開会式では、野口俊英氏(日本歯周病学会前理事長)、山田氏の挨拶の後、三浦公嗣氏(文部科学省高等教育局医学教育課長)、日高勝美氏(厚生労働省医政局歯科保健課長)、江里口 彰氏(日本歯科医師会常務理事)、江藤一洋氏(日本歯科医学会会長)、瀬戸晥一氏(日本学術会議会員)らが祝辞を述べた。 本大会では2日間にわたり、講演・シンポジウム・ポスター討論等が行われた。特別講演では、海外からDr.Robert J.Genco(ニューヨーク州立大学バッファロー校)やDr.Michael K.McGuire(元AAP会長)ら著名な演者が招聘された。なかでもDr.McGuireは最新のティッシュエンジニアリングによる硬・軟組織欠損への対応法をケースとともに提示し聴衆を惹きつけた。 スパートがコメントした。ハンズオン・セッションでは、歯科医師、歯科衛生士および歯科技工士を対象にしたセッションが行われた。 また、ワークショップでは、治療計画および治療費の説明方法や技工製作の内容について説明が行われ、会場は立ち見が出るほどの盛況ぶりであった。ワン・オン・ワン・セッションでは、各自が症例などの資料を持ち込み直接意見交換ができるマンツーマン形式で行われ、明日の臨床に役立てようと質問する様子も見られた。 本会は歯学生のインプラント治療における教育の一環として催されたものでもあり、参加した歯学生らは最先端の歯科治療に熱心に耳を傾けていた。 10月7日(日)、8日(月)の両日、グランキューブ大阪(大阪府)にてノーベルバイオケア社(Domenico Scala CEO)による「WORLD TOURTM 2007 Nobel Biocare Esthetics Forum」が開催された。会場には、約2,000名の参加者(歯科医師1,080名、歯科技工士400名、歯科衛生士140名、歯学生380名)がつめかけ大盛況となった。 初日の開会式にはさる9月1日にCEOに就任したDomenico Scala氏が挨拶を行い、関西エリアで初となるグローバルイベントの開会を宣言した。 本ツアーでは、国内外から著名な縁者約70名を招聘し、ライブオペ(外科、補綴、顎顔面ソリューション10項目)、ハンズオン・セッション(33セッション)、ワークショップ(クリニック・ビジネス・マネージメント、新しいプロセラシステム)、ワン・オン・ワン・セッション(スピーカー9名)がそれぞれ「患者のためのソリューション」をテーマに行われた。 ライブオペでは、世界トップレベルの歯科治療を衛星生中継で聴講することができ、それについて各分野のエキて、国民から信頼され、質の高い医療サービスを提供できることから、現在では全病院数8,892件(厚労省「医療施設動態調査〈平成19年3月末概数〉の施設数)のうち、2,394件が認定病院として認定されている。 今回の結果について安藤文人氏(日本歯科大学附属病院小児・矯正歯科)は、「平成13年の秋から機能評価受審を念頭におき、ハード・ソフト両面の改善に注力してきた。本認定は、患者さんの病院選択基準となることや受診行動に好影響を与えるだけではなく、将来の歯科医療人を育成する機関の臨床研修指定病院として取得が望まれている。今後は他の歯科医療施設も追随するものと思われる。受審を行ったことで医療の質の向上に寄与できることはもとより、職員の意識改革につながったことが大きかった」と喜びを語った。 8月20日(月)、日本歯科大学附属病院(東京都、住友雅人病院長)は日本唯一の公的な第三者による病院機能評価の認定機関、財団法人日本医療機能評価機構(坪井栄孝理事長)より、病院機能評価バージョン5.0を認定された。 病院機能評価とは、病院を対象に同機構が第三者評価を行い、定められた基準をクリアした病院に対して認定証が発行されるものである。これによっ点数の包括化とは 中医協においては来年の点数改正に向け、調整も終盤を迎えていることと思われる。来年の改正は後期高齢者医療制度の取り扱いが最大の焦点であることには違いない。歯科においては歯周治療をはじめとする各ガイドラインの改定に即応するための変更や、文章提供の改善見直しも議論されていることであろう。 しかし、ささいな事柄かもしれないが、歯科においては昨年の改正によって、至極一般的であたりまえの処置等の算定がひどくあいまいになってしまった項目が多数ある。それらの取り扱いの明確化をぜひ行っていただきたい。たとえば、う蝕処置についての概念や算定の問題、除去とう蝕処置の併算定の問題、CRインレーの印象と咬合採得の問題、即時義歯の試適の問題、同一手術野の問題、等々である。 この同一手術野についてだが、先日某県で診療している知人の話を聞いて驚愕した。彼の話によると、某県では切開を算定した歯を後日抜歯した場合、同一部位の手術との判断により抜歯の点数は切開に含まれ、算定できないとのことである。「同一手術野又は同一病巣につき2以上の手術を同時に行った場合……」とあることから、日を異にして行った手術が同一手術野であるからといって、算定できないことはありえないと説明した。いくら何でもそれは彼の勘違いであろうと思うが、昨今の流れからみて冗談とは一概に思えないところが恐ろしい。この先医療費の削減や算定、請求の簡素化として点数の包括化が増加する方向にあると思われるが、包括化とは個々の評価を積算することであり、「行っても算定できない」とするものではないことを肝に銘じていただきたい。(お茶の水保険診療研究会:Y・S)日本歯周病学会50周年記念大会を開催記念大会にふさわしく2,636名が参集ノーベルバイオケア「World Tour 2007 Osaka」を開催会場には約2,000名が来場し、大盛況となる日本歯科大学附属病院「病院機能評価バージョン5.0」認定取得患者さんの病院選択基準や受診行動に期待訪問歯科診療に対するハードル高く…… 絵 山香和信開会式で挨拶を述べる山田大会長。開会を宣言するDomenico Scala氏。
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