新聞クイント2009年11月(お試し版)
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第167号 2009年11月10日(火)1Contents〈発行所〉〒113-0033 東京都文京区本郷3丁目2番6号 クイントハウスビルTEL : 03-5842-2270(大代表)新聞クイント編集部 TEL : 03-5842-2280 FAX : 03-5800-7597 E-mail : news-q@quint-j.co.jp〈購読料〉1部210円(税込) ※新聞クイントの速配のご希望を承ります。 年間購読料:2,520円(税込・送料別)QUINT新聞新聞新聞200911CONTENTS毎月1回10日発行第167号平成21年11月10日歯科のコミュニケーションサイトいますぐユーザー登録をしてさまざまなサービスをぜひご利用ください!http://www.quint-j.co.jp/日歯連盟、第107回評議員会を開催次期参院選単一候補者、自民党から擁立せず日歯連盟、都道府県代表者・理事長会議を開催候補者擁立見送る意見あいつぐ2 顔与党として歯科医療改革の実現に挑む 島田智哉子23 News今月の歯科界ニュース4 Topics時代に即した歯科研修スタイルと企業側の対応 株式会社モリタ 東京本社8 Series勉強会UP TO DATE8 Information求人情報10 Series患者さん向け 待合室で読める1分間コラム12 Booksクイント今月の新刊雑誌・書籍の読みどころ67 第6回 日本国際歯科大会 海外・国内演者 決定!11 第6回 日本国際歯科大会 参加募集要項 【会期】2010年10月8(金)~10日(日) 【会場】パシフィコ横浜Special EventSpecial Event 歯学系学会社会保険委員会連合(以下、歯保連、今井 裕会長)が、学術的側面から合理的な歯科系診療報酬体系の実現を目指すとして、歯学系27学会参加のもと8月17日に設立された。 歯保連は9月11日の設立説明会で平成21年度の活動計画として、現在の歯科診療報酬の評価項目の再検討や、新たな評価項目の検討と必要な診療報酬評価項目の試案作成などを挙げている。また、次期診療報酬改定に関して各学会が出している医療技術評価提案書の学会間での協議・擦り合わせも行うとしている。 大久保日歯会長は、歯保連の設立について、歯科医学会の中に同様の組織として歯科医療協議会があることから、その必要性はないと主張している。また医科診療においては、内科系学会社会保険委員会連合(内保連)と外科系学会社会保険委員会連合(外保連)が組織され、両者が活躍してきた経緯があり、歯保連は外保連のみをモデルとしていることに異を唱える人もいる。 一方、今井会長は各学会が手弁当で運営する歯保連は国民からの社会的理解は得られやすいとし、その必要性を強調しているが、歯科医学会も国民からすれば同じ歯科医療従事者の組織であることには変わりはない。また歯科医学会の分科会も参加していながら、日歯や歯科医学会と対峙する考えはないという主張にもいささか矛盾を感じる。ともに目的が同じであるならば窓口を1つに取り組むべきではないだろうか。 (腰原偉旦)緊急動議について趣旨説明を行う渡邉評議員。挨拶を行う堤会長。 9月18日(金)、歯科医師会館において、日本歯科医師連盟(以下、日歯連盟、堤 直文会長)による第107回評議員会が開催された。 開式後、大久保満男氏(日本歯科医師会会長)、石井みどり氏(参議院議員)、大久保潔重氏(参議院議員)が来賓として挨拶した。 協議「参議院選挙の対応について」では、冒頭、渡邉敏弘評議員(千葉県歯科医師連盟会長)ほか15名より、「民主党政権の誕生により、来年の第 22回参議院比例代表選挙において、野党である自民党からの職域代表候補者を擁立しない」という緊急動議が提出された。投票の結果、賛成50票、反対26 票で本動議は可決され、さる8月21日の第106回臨時評議員会において次期参院選単一候補者に決定した髙嶺明彦氏(日本歯科医師連盟参与)の自民党からの擁立は見送られる結果となった。 9月25日(金)、歯科医師会館において、日本歯科医師連盟(以下、日歯連盟、堤 直文会長)による都道府県歯科医師連盟代表者・理事長会議が開催された。本会議は、18日に開催された評議員会において、「野党である自民党から候補者を擁立しない」という決定を受け、今後の参院選の対応について各都道府県の代表者らの意見をうかがうために開催されたもの。 協議「時局対応について」では、各都道府県代表者より、「選挙を行うべきではない」「勇気ある撤退」など、「次期参院選は撤退すべきだ」との意見があいついだ。 なお、今後の対応については、10月下旬に開催される理事会での決定を受け、その後臨時評議員会を開催し、正式に方針を固める予定。 日歯連盟は次期参院選を見合わせることになるのか、今後の動向に注目したい。

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