2012年9月10日(月) 第201号1歯科インプラントに関する適切な情報を発信していきたい黒田和彦日本歯科インプラント器材協議会会長2毎月1回10日発行第201号平成24年9月10日20129http://www.quint-j.co.jp/歯科のコミュニケーションサイトクインテッセンス出版の書籍・雑誌は、歯学書専用通販サイト『歯学書.COM』にてご購入いただけます。©QPC6 7 特別企画第42回 公益社団法人 日本口腔インプラント学会・学術大会メインテーマ:「インプラント患者目線での安心医療とは」【会期】2012年9月21日(金)~23日(日) 【会場】大阪国際会議場(グランキューブ大阪)医療機器・器材開発小委員会」を立ち上げ、企業と大学人による開発グループを組織し、臨学産連携のもと開発を進めてきた。 そしてさらに、製品化への加速を期して、経済産業省の平成24年度「課題解決型医療機器等開発事業」に応募したところ、めでたく採択された。事業体は、管理機関を日本歯科商工協会 『平成24年版 新歯科医療機器・歯科医療技術産業ビジョン』がこのたび、日本歯科医師会、日本歯科医学会、日本歯科商工協会からなる歯科医療技術革新推進協議会から上梓された。本ビジョンは、産業のみならず歯科医療の現状分析、社会動向から将来を見据え、先端加工技術や再生医療、DNA診断の導入はもちろんのこと、超高齢社会を迎えたわが国の高齢者歯科医療に関する事項が多数含まれており、国への提言とともに私どもの行動目標でもある。 『平成19年版 歯科医療機器産業ビジョン』から課題として挙げられていた「在宅医療:ポータブル診療機器の開発」に関しては、平成21年度に歯科医療技術革新推進協議会内に「歯科とし、歯科企業、日本歯科医学会、日本歯科医師会、大学が協力機関となる業界の“オールジャパン”体制である。本事業は歯科業界での臨学産連携体制や協業体制モデルとして、経産省ならびに関連有識者から注目されている。歯科業界の未来を切り開く事業である反面、失敗は許されない事業でもある。広いご支援を期待する。 (佐々木啓一・東北大学大学院教授)“オールジャパン”で対応する歯科医療の諸問題 今月のニュース政 治東日本大震災について別途検討会を4回開催し、平成23年度に諮問答申され、都道府県に周知されている。また都道府県は、平成25年には新たな医療計画を策定することとなっている。 最後に、柳川忠廣常務理事より公益財団法人日本体育協会(張 富士夫会長)が公認スポーツ指導者制度の資格の1つとして「公認スポーツデンティスト」を創設し、日歯と協同で指導者の養成を開始することが報告された。スケジュールとしては、平成24年度中に基礎課程、平成25年度に応用過程を行うとのこと。 なお、社会保障と税の一体改革関連法案は、8月10日(金)の参議院本会議で可決、成立している。い」と述べた。 つぎに佐藤 保常務理事より、さる7月17日(火)に厚生労働省で開催された「第34回がん対策推進協議会」におけるプレゼンテーション資料「がん治療における医科歯科連携」について説明がなされた。佐藤常務理事は、歯科の介入によってがん治療中の歯科疾患発症リスクを軽減することや、口腔ケアによるがん治療合併症リスクを軽減するデータなどをもとに、がん治療における歯科連携の必要性、全国のがん治療医科歯科連携の展開などについて説明したことを報告した。 続けて「次期医療計画の策定経緯」が示され、第5次医療計画(平成18年~23年)の次期医療計画の検討は、 7月19日(木)、歯科医師会館において、日本歯科医師会(以下、日歯、大久保満男会長)による定例記者会見が開催された。 冒頭の挨拶のなかで大久保会長は、社会保障と税の一体改革関連法案に関する民主・自民・公明3党の合意に関する問題点に言及。とくに保険給付の範囲の見直しを示唆する記述に関して「3党合意の医療保険制度や民主党による社会保障制度改革基本法案(仮称)骨子のなかの『保険給付の対象となる療養の範囲の適正化等を図る』という文言は、小泉政権時の流れをほうふつとさせる。現時点で野田政権の方向性は不明だが、日本歯科医師連盟とも協力してしっかりと対応していきた大久保会長、3党合意に関する問題点に言及日歯定例会見消費税増税を柱とする社会保障・税一体改革関連法案の動向に注目したい。広 告研修会&セミナー情報10連 載ザ・資格橋詰和英51分間コラム中嶋省志北迫勇一8隔月連載あるべき専門医療を実現する (第3回)熊谷直大11インフォメーション新製品情報8第2回 インプラント・CAD/CAMミーティング早期割引②適用中!!※1 今なら4,000円※2お得!詳細はホームページ(www.quint-j.co.jp/)にて ※12012年10月31日まで ※2当日の申し込みと比べた場合
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