新聞クイント2013年1月(お試し版)
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2013年1月10日(木) 第205号114 15 16 新春恒例企画歯科人209名 新年の一言全国よりたくさんのご協力、まことにありがとうございました。 今月のニュース社 会連 載1分間コラム戸原 玄5新春企画年頭所感大久保満男/古橋博美/金澤紀子/石井みどり/関口昌一/大久保潔重/西村まさみ6 7名刺広告歯科界より新年のご挨拶10~13インフォメーションクインテッセンス出版からのお知らせ2012年売上ランキング&刊行物一覧8 9第3回 クインテッセンス論文奨励賞14新聞QUINT年賀状コンテスト14に基づいて行われており、また、医療安全および院内感染対策の領域においてもリスクマネジメントに関する意識は低いといわざるをえない。 一方で、超高齢社会にともない、患者さんの健康状態に応じた医療ニー 医科大学は全都道府県に整備され地域医療の中核をなしているが、29歯科大学・歯学部は19都道府県に偏在して28府県にはない。このような状況のもと、全国的にみても身近で必要度の高い二次医療を担う歯科医療機関「歯科病院」という新しい医療モデルは充分に整備されているとはいえない。そのために地域によっては医療格差が生じている。 日本の歯科医療は多くの場合、歯科治療の中でも大きな割合を占める観血的処置や不可逆的処置が一人の歯科医師の判断ズは高度化している。現在のような一次医療偏重の歯科医療提供体制では、二次医療や三次医療を対象とする患者さんが増加している地域医療の現場では対応できない。対応するためには人材・設備を一点に集結した多くの医療機能をもつ拠点、そしてその際かかりつけ歯科医を圧迫することなく共存できる連携システムが必要である。 こうしたなか、公的な病院歯科の充実が求められるが、地域によっては民間の力で二次医療を担う歯科医療施設、歯科病院の整備が求められても不思議ではない。歯科病院の運営は財政的な問題を抱えているが、歯科大学のないわが熊本県では、歯科病院が1つの医療モデルとして確立されている。歯科病院が医療資源として必要な時期は、もうそこまで来ている。(伊東隆利・伊東歯科口腔病院院長)開業)よる基調講演およびパネルディスカッションが行われた。 2日間にわたり、2つの会場において26題におよぶメーカー講演(20社協賛)が行われ、とくにCAD/CAM講演会場は、進展著しいCAD/CAMシステムの最新情報を入手しようと熱心にメモをとる様子が見られ、会場は立ち見が出るほど大盛況となった。 本ミーティングは、インプラントおよびCAD/CAMシステムを販売するほとんどのメーカーが一堂に会することもあり、全国各地から各企業の担当者や研究者も訪れていた(本ミーティングの詳細については、小社各雑誌にて後日レポートを掲載する予定)。 11月24日(土)、25日(日)の両日、パシフィコ横浜アネックスホール(神奈川県)において、第2回インプラント・CAD/CAMミーティング(クインテッセンス出版株式会社主催、株式会社モリタ協力)が「最新インプラントと変貌する歯科補綴の未来を考える」をメインテーマに開催され、歯科医師や歯科技工士、歯科衛生士、歯科関連企業関係者など547名が参集した。今回は、海外からDr. German O. Gallucci(ハーバード大学大学院歯学研究科修復歯科学講座准教授)、Dr. Andreas Bindl(チューリッヒ大学)、Dr. Christian Coachman(ブラジル開業)の3名を招聘し、各演者から世界最先端の情報が発信された。また、新たな試みとして歯科技工士と歯科衛生士が歯科医師とコラボレーションするセッションも設けられた。 初日は、佐々木一高氏(小社代表取締役)による主催者挨拶後、末瀬一彦氏(大阪歯科大学歯科技工士専門学校校長)の座長のもと、山﨑長郎氏(東京都開業)、Dr. Gallucci、Dr. Bindl、宮本泰和氏(京都府開業)、小濱忠一氏(福島県開業)、船登彰芳氏(石川県第2回インプラント・CAD/CAMミーティング、成功裏に終幕海外演者3氏を招聘し、世界最先端の情報が発信される立ち見がでるほど盛況となったCAD/CAMセッション会場。多くの参加者が詰めかけた基調講演の会場。20131毎月1回10日発行第205号平成25年1月10日口腔から全身を診ることができるStomatologistの育成に貢献したい筒井照子日本包括歯科臨床学会顧問2http://www.quint-j.co.jp/歯科のコミュニケーションサイトクインテッセンス出版の書籍・雑誌は、歯学書専用通販サイト『歯学書.COM』にてご購入いただけます。

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