QUINT ORAL INFORMATION[オンラインセミナー年間コース] 本コースは歯科医療メディア「WHITE CROSS」内のプラットフォームで開催し、年内途中からの登録や単回視聴も可能(視聴にはWHTIE CROSSの会員登録が必要)。6月以降のセミナー内容は以下のとおり。6月28■:即時埋入、即時荷重の原理原則7■12■:下顎臼歯部のインプラント治療(抜歯即時埋入を中心に)7■26■:垂直骨量の少ない(5~3mm)部位の上顎臼歯部の処置8■9■: 垂直骨量の少ない(2~1mm)部位の上顎臼歯部の処置 8■23日:臼歯部の補綴設計と治療計画 メガジェンジャパンは、世界130か国以上で展開するメガジェンインプラントの日本総代理店である。メガジェンインプラントは、通常複数回の外科手術を要しながら約1年以上もの治療期間がかかるとされてきたインプラント治療の概念を覆すべく、たった1度の外科手術でその日のうちに完結する“One Day Implant”のコンセプトのもと開発を行っている。日本においては国内初の販売認可を取得した直径7.0mm以上のインプラント「AnyOne® エクストラワイド・ショートインプラント」の販売を開始した他、「患者主導のインプラント治療」を伝えるべくオンラインセミナー年間コースを実施している。このセミナーは、抜歯即時埋入インプラントの権威である林揚春氏をはじめとする講師らとともに、企業主体ではこれまでできなかった商品を売る要素から離れ、本来歯科医師が目指すべき患者中心の歯科治療について学ぶことを目的としている。インプラント治療を行う若手歯科医師にも、十分に経験を積んだ熟練歯科医師にも、明日からのインプラント治療に有益となる考え方や手技を身に付けていくことができ、現在500名もの歯科医師、歯科関係者が参加している。エクストラワイド・ショートインプラント発売記念講演会の様子。Graftless sinus augmentation conceptドリルを逆回転で使用することで、骨を切削することなく圧縮し、圧縮された自家骨は刃のねじれ角に応じて逆方向に進んで、骨内の側方および先端方向に運ばれる。逆回転により形成された埋入窩は骨質が改善され、骨とインプラントの接触面積が増加し、より高い初期固定が期待できる。 AnyOne® エクストラワイド・ショートインプラントはメガジェンジャパンが2023年1月に日本初の販売認可を取得した直径7.0mm以上のインプラントである(高度管理医療機器 医療機器承認番号30400BZI00018000)。現在の日本のインプラント治療において骨量の少ない上顎臼歯部に対する上顎洞底挙上術は、上顎骨側壁を開窓して洞底粘膜を挙上して骨移植を行うラテラルウィンドウによるサイナスリフトが主流といわれており、そしてその際に用いられるインプラントは長さ12mm以上が推奨ともいわれてきた。AnyOne® エクストラワイド・ショートインプラントはこれまで長さ重視で選択されていた形状とは異なり、直径を広げることでインプラント埋入時の強固な初期固定を実現する。 「Densah® Bur」は2014年にDr. Salah Huwaisによって提唱された「Osseodensification(オッセオデンシフィケーション)」という考え方に基づき開発され、実際にDr. HuwaisがCEOを務めるVersah社から販売されているドリルである(日本ではメガジェンジャパンより購入可能)。 Osseodensificationは“骨の高密度化”を意味し、Densah® BurはOsseodensificationの理論に基づいた逆回転で使用するドリルであり、逆回転(CCW)ドリリングにて使用することにより、ドリリング部位の骨壁に沿って骨が圧縮され、骨が高密度化し、高いBIC(Bone to Implant Contact)の獲得が期待できる。また骨の圧縮、骨密度の強化により、通常のドリリングと比較して高い初期固定を得ることが可能となる。15クイント・オーラル・インフォメーションP R患者ファーストのインプラント治療を支える“エクストラワイド”と“Osseodensification”2つの新しいソリューションAnyOne® エクストラワイド・ショートインプラントDensah® Bur
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