デンタルアドクロニクル 2022
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臨床力アップ  に直結! 話題の研修・セミナー情報!講師が語る112ITIの歴史 The International Team for Implantology (ITI)は、インプラント歯学の各分野において明確なビジョンをもった12名の専門家によって1980年に設立されました。設立の目的は、当時において重要と考えられていた未開発の医療分野で、自主的かつ理想的に研究と発展を追求できる専門家同士のネットワークを築くことでした。 現在、その会員数は18,000人を超えており、世界最大のインプラント歯学に関する学術団体です。世界中に増え続けるITI セクションを通じて、ITIは先進的で品質が高く、そして効率的なネットワークからもたらされる専門知識とノウハウ交換の場を提供しています。ITIの使命 患者様の利益のためにインプラント歯学の卓越性を目指して努力するため、世界中の歯科専門家にその使命の確約への喚起を図ることにあります。 包括的な質の高い教育と患者の利益のための革新的な研究を通じて、インプラント歯学における生涯学習のための成長するグローバルネットワークを提供することにより歯科専門家に貢献することにあります。 インプラント歯学で世界をリードする学術的なコミュニティになることをITIは惜しみません。ITIの活動 メンバーは現在も増え続け、出版物と教育プログラムの数は年々上昇し、将来に向けて組織も再編成されました。しかし、ITIの2つの基本理念は現在も変わることはありません。それは、科学的独立性と非営利思考です。ITIの根幹には科学と理一般社団法人ITIジャパン(ITI Section Japan)想、そして患者様への配慮があります。フェローとメンバーがITIの使命を達成するべく献身的に活動しているため、その根幹は変わることなく成立しています。ITIのベネフィット 各地域における組織の「Study Club」、「ITIトリートメントガイドブック」を始めとする書籍の入手、トリートメントガイドブックのデジタル無料閲覧、オンライン上でのインプラント自習コンテンツ「ITI Academy」など、臨床家・研究者ともに有意義なコンテンツが多数用意されています。 ITIの最大級のコングレスとして3年ごとに開催される「ITI World Symposium」、同様に3年ごとに日本国内で開催される「ITI Congress Japan」、左記イベントに該当しない年には国内開催となる「Section 理事長 勝山英明 Hideaki Katsuyamaプロフィール 1991年、九州大学歯学部大学院修了、歯学博士。一般社団法人ITIジャパン理事長。ITI Section Japanセクションチェアマン。ITI Fellow。東京医科歯科大学インプラント・口腔再生学分野臨床教授。日本口腔インプラント学会指導医・専門医。日本顎顔面インプラント学会指導医・研修施設長。The International Team for Implantology (ITI)は、世界中のインプラント歯学ならびに関連組織再生の専門家同士を結ぶユニークなネットワークです。独立した非営利学術組織として、ITIはメンバー同士のネットワーキングの構築と交流を促進することでグローバルレベルの生涯にわたる教育を提供しています。科学的エヴィデンスを推進する世界最大級のインプラント学術団体デジタル歯科補綴・咬合予防インプラント矯正(アライナー含む)マネージメントエンドぺリオBasicAdvanceグローバル版のITIメンバー特典につき、日本でのサービス提供が一部異なる場合がございます。

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