119臨床力アップ に直結! 話題の研修・セミナー情報!講師が語る若手の成長をサポートし次のスターを育成◇中田ENは従来のスタディグループの枠にとらわれず、会員間で“知らない顔はいない”ファミリー的で、かつ自由な雰囲気はこれまでどおり残しつつ、会員全員の成長をサポートしていける会にしていきたい。そのなかで時代を担うスターを作っていくことが私や岡田素平太・EN東京会長の指名だと思っている。そのためになにが必要かというと、堅苦しい決まりを作らない、また若手でもその症例発表のなかに何か光るものを見つけて伸ばしてあげる組織にしていきたい。◇岡田若い先生に教えることもあれば、逆に若い先生から教わることも実はたくさんある。年長の先生が出し惜しみをするのではなく、年下の先生方にどんどん情報を提供して、上下関係や西や東も関係なく臨機応変に運営したい。◇安斉私も年齢的に理事を打診されてとまどいがあったが、若手へのサポートを手厚くして、育成面で会を下から支えていくことを重要視しお引き受けした。◇佐久間若手も重要だが、現在の歯科界では全体的に歯科医師が減少し、そのなかで女性の歯科医師の割合が約5割に迫るほど増えている。こうした社会的背景も意識して、性別についても分け隔てのない組織を作れればいい会になると思う。年齢にかかわらずチャンスが回ってくる組織に◇増田ENは上下関係などの縛りが少なく、誰にでもチャンスが回ってくることが特長。それを維持したうえで、中田先生に憧れて歯科界に入ってきた30~40代の中間層の先生方が学会などで頻繁に発表できるような会になればよい。◇岡田会員の育成ためには、会自体が飽きがこないようにすることが必要。ENはインプラントやペリオドンタルプラスティックサージェリーの会と見られがちだが、レパートリーがたくさんあったほうがよい。そのなかで例会などに参加していただいて、“明日からの診療で使える”お土産を持って帰ってもらえるようにしていきたい。恥ずかしくて質問できないような雰囲気はないので、ディスカッションのなかからでも有益な話が提供できると思っている。◇中田ENでは年齢に関係なくチャンスは誰にでも与えていきたい。年長の先生方にはそれぞれネットワークがあるので会員の皆さんと分け合って、若い先生にもそのチャンスを勝ち取ってもらいたい。当会で得た知識や技術を歯科技工士、歯科衛生士を含むコデンタルスタッフと共有し、それを患者さんに還元すること、そしてそれを次の世代に伝えることこそが、われわれENの目標と考える。若手理事に聞くENの今後【中田光太郎】EN主宰/EN大阪 会長【増田英人】EN大阪 理事2001年広島大学 卒2008年ますだ歯科医院(大阪府) 開設ICOI 指導医・認定医、ITI SC京都 co-director【安斉昌照】EN東京 理事2007年日本歯科大学 卒2008年あんざい歯科医院(神奈川県) 院長神奈川歯科大学口腔統合医療学講座(補綴・インプラント学) 特任講師、日本顎咬合学会 認定医、ITI日本支部公認 インプラントスペシャリスト【岡田素平太】EN東京 会長1993年日本大学松戸 卒1998年オカダ歯科クリニック(東京都) 開設日本大学松戸歯学部歯科放射線科 非常勤講師、CID club 理事、OJ 理事【佐久間栄】EN東京 理事1991年明海大学 卒2000年さくま歯科医院(東京都) 開業日本口腔インプラント学会 専門医、日本顎咬合学会 認定医EN東京EN大阪座談会参加の理事
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