デンタルアドクロニクル 2022
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臨床力アップ  に直結! 話題の研修・セミナー情報!講師が語る126DC21の沿革 1995年、21世紀に向け、最良のインプラント治療を提供するための技術向上をめざした勉強会「デンタルコンセプト21(DC21)」が発足した。中村杜綱先生(現・顧問:相談役)を中心に会員相互の症例検討会を開き、世界的に著名な先生方を招待しての講習会開催、海外の講習会参加などで治療技術を磨いていた。 1998年になると、中村先生が講師を務めるさまざまなインプラントセミナーや技術研修を受講した臨床医をメンバーに加えて全国組織となっデンタルコンセプト21(Dental Concept 21)た。年1回は大規模な例会を開催し、最良なインプラント治療のガイドライン構築をめざした。 2000年には理事会を発足させ、2003年に会員数が400名を超えたことで、エリア単位の症例検討会の開催を決定して現在に至っている。会長の交代と今後の展望 筆者は20年以上続いているDC21を前会長の三好敬三先生(現・顧問:相談役)から引きつぎ、一昨年2020年から会長としてよりよい会としていくことが医療界の発展につながると考え、EBMならぬ“Science-Based Medicine”に向かって発展するように頑張ってきたが、今後も科学に基づく歯科インプラント学(Science-Based Medicine)を活発にディスカッションできるような会にしていきたい。会長 木津康博 Yasuhiro Kizuプロフィール 1993年、東京歯科大学卒業。1997年、東京歯科大学大学院歯学研究科修了(歯学博士)。2012年、医療法人社団木津歯科オーラル&マキシロフェイシャルケアクリニック横浜(OMFC)総院長。2019年~、東京歯科大学口腔インプラント学講座、オーラルメディシン・口腔外科学講座 臨床准教授。2020年~、東京歯科大学口腔腫瘍外科学講座 臨床准教授。設立年月日:1995年、中村杜綱(現・顧問:相談役)を中心に発足。会員数394名(2021年11月20日現在)、年1回の年次学術大会、その他エリア単位の症例検討・学術会の開催。会長:木津康博、副会長:北所弘行(北日本)、下尾嘉昭(東日本)、稲留裕士(西日本)、顧問(相談役):中村社綱、三好敬三。“Science-Based Medicine”に向かって発展デジタル歯科補綴・咬合予防インプラント矯正(アライナー含む)マネージメントエンドぺリオBasicAdvance

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