64Quint Dental AD Chronicle 2022 1988年の創設以来、独自の技術で白内障治療用眼内コンタクトレンズの業界を切り拓いてきたのがスター・ジャパン合同会社だ。2010年2月に国内初となるICLの薬事承認を取得し、屈折矯正手術において新たな治療法を提供してきた。同社が描くビジョンとICLが歯科医療従事者にもたらすメリットについて、スター・ジャパン合同会社様に話をうかがった。ICLの技術を広めて人々のQOLの向上に貢献する スター・ジャパン合同会社(以下、当社)は、白内障や屈折矯正に使用する眼内レンズの製造・販売を手掛けています。 当社の親会社である米スター・サージカル社のビジョンは“EvolutioninVisualFreedom”です。患者様に視覚の自由を提供できるよう、眼科専門医の方々のご協力を得ながら安全かつ最新の治療法を提供しております。当社が取り扱う「Visian®ICL」は世界75カ国以上で販売され、既に100万眼を超える患者様が体験し、99.4%の方にご満足いただいています。 また、当社が扱うICLの製品には、清水公也教授の名前を冠した「アイシーエルKS-AquaPORT®」があります。日本で開発された技術が今、世界中で多くの方に使われていることを社員一同として誇りに思っております。当社として、日本のドクターの素晴らしさを海外に発信できる点は社員を大きく突き動かすひとつの要素となっております。 医療には安全・安心が欠かせません。「アイシーエルKS-Aqua-PORT®」は屈折異常眼の視力補正を目的とした製品なので、執刀する医師は取扱方法を習熟する必要があります。当社では「アイシーエルKS-AquaPORT®認定講習コース」をはじめ、眼科医療従事者向けの講習、認定を実施しています。これら一連の認定プロセスを経た医師には、スター・サージカル社より「アイシーエルKS-AquaPORT®認定証」が発行されます。認定制にすることで医療の質を担保しています。ICLは歯科医療従事者を目の悩みから解放できる 歯科医療従事者には、口腔内マイクロスコープなどを用いながら長時間、細かい作業をすることが求められます。歯科医師に限らず歯科技工士や歯科衛生士、スタッフの皆様を含めて目を酷使することが避けられず、視力の低下や眼精疲労がともなう仕事です。 歯科医師には、視力を補うためにコンタクトレンズをしている方が多いと聞きます。また、コンタクトレンズの装着感や着脱の煩わしさからレーシックを検討される方もおられますが、清水教授が仰っているとおりレーシック壁面:キービジュアル(表具出力)W1800 H980Evolution in Visual Freedom™Over 1,000,000 lenses implanted worldwide. 99.4% of patients would have ICL procedure again. EVO Visian ICL™ is truly an Evolution in Visual Freedom. ×1ICLを通じて、歯科医療の発展と人々のより良い暮らしに貢献したい
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