Quint DENTAL AD Chronicle 202338SICATエアーによる閉塞性睡眠時無呼吸症の治療ワークフロー。医科からスプリント治療の依頼、無呼吸症診断書の確認、病歴確認、コンサルテーション初回CT撮影ソム・ゲージを使用して下顎の最大前方移動距離を確認ソム・ゲージを装着した前方治療位置にてCT撮影、気道分析、顎関節の確認口腔内スキャナーでデジタル印象を採得(もしくは設計模型を送付)必要に応じてアプライアンスの注文山﨑:私は審美補綴を中心とした治療を行っていますが、私の治療を含め、われわれ歯科医師が行う治療は直接的に命にかかわることは稀です。 ただ、今回代表的な例として気道解析で睡眠時無呼吸症が治療できるケースを紹介したように、歯科から「全身の健康に貢献する気づき」を患者さんに提供できる事例を増やしていきたいですね。生死に関連する合併症を歯科からスクリーニングすることで、間接的に患者さんの命を救えることになりますから。歯科用X線CT装置の導入で治療を最適化診療を次のステージへ矯正治療においても歯科用X線CT装置を有効活用したい
元のページ ../index.html#40