申込み・お問合せhttp://www.tokyo-sjcd.com/ 2022年11月26、27日、第8回SJCD合同例会が広島国際会議場にてハイブリッドで開催された。コロナ禍で2年間の延期を余儀なくされ、実に4年ぶりの開催とあって、全国から多くの会員の方が参加され、JPSと連携ということもあり現地は非常に活気にあふれていた。2日間にわたり日本全国12支部から選ばれた15名の演者が登壇され、各演者がハイレベルなプレゼンテーションを披露された。そこではSJCDの特徴である質疑応答が活発に行われ、会場は終始、緊張感と白熱した雰囲気に包まれていた。最後には特別講演として山﨑SJCD理事長と馬場一美JPS理事長の講演が行われた。山﨑先生はエアウェイに関する症例の提示、馬場先生は当学会とのかかわり方や論文・臨床研究についての講演をされ、今後のSJCDとJPSとの連携が非常に楽しみな内容であった。次回は2024年10月26、27日に名古屋の地で開催予定である。日本臨床歯科学会東京支部の活動 東京支部では、年3回行われる例会、若手会員を中心としたステップアップミーティング、歯科衛生士によるハイジニストミーティング、歯科技工士を中心としたテクニシャンミーティングを行っている。 例会は現在、チェアマン制を採用しており、一つのテーマに対しその分野に精通した先生の研究発表と臨床ケースの発表を行っている。2022年は土屋先生、北原先生、植松厚夫先生がチェアマンを務めた。 そしてステップアップミーティングは、若手会員を中心として開催している。毎回多くの会員が参加する活気あふれる会である。教育講演では学会に所属し活躍している先生が最新のテーマや臨床手技、日常臨床で抱いている疑問点を解決する勘所の講演を行っている。一般講演では若手会員による症例発表とディスカッションを行っている。若手会員はここでの症例発表を目指し切磋琢磨し、その後、東京支部例会での発表の道が開かれるということもあり、いわば若手会員の登竜門となっている。またディスカッションでは東京支部理事の先生より症例に対するアドバイスをその場で直接頂けるため、視聴者はもちろん発表者自身勉強することができる非常に有意義な会である。 ハイジニストミーティングは、年に1回行われる歯科衛生士を中心とした例会、テクニシャンミーティングも、年に1度の歯科医師と歯科技工士の例会を開催している。互いをより高め合えるSJCDならではの例会である。東京支部コースの特徴 東京支部のコースはレギュラーコース、マスターコース、マイクロコースの3つに分かれている。 レギュラーコースは年12回の年間コースで、内容は治療計画立案、歯周、咬合、補綴、インプラントなど一般診療におけるすべての内容に対応し、最終的に一口腔単位での治療を目標としている。山﨑先生、茂野啓示先生が講義実習を担当し、東京支部の理事がインストラクターとして細やかなサポートを行っている。 マスターコースはレギュラーコースよりもよりアドバンスな内容となり、審美修復治療、現代の咬合再構成について、矯正歯科治療を絡めたインターディシプリナリーアプローチの内容になる。山﨑先生が講義実習を担当される。 マイクロコースは、近年マイクロスコープを用いての治療がスタンダード化していくなかで、基本から臨床応用まで、マイクロスコープを日常臨床に応用するのに役立つ内容となっている。マイクロスコープの使い方などを行うベーシックコース、岡口守雄先生が担当するエンドコース、大河先生が担当するマイクロベニアコース、鈴木真名先生が担当する拡大視野下の歯周外科処置・再生療法を行うペリオアドバンスコースに分けられる。日本臨床歯科学会のこれから コロナ禍以降はオンライン配信を積極的に取り入れ、より会員に寄り添った参加しやすい学会運営を模索している。 2023年は、JPSとの共催である第132回学術大会(5月19~21日)、クインテッセンス出版主催の日本国際歯科大会(9月29日~10月1日)における学術大会の併催を予定しており、臨床・学術の両面において世界の歯科界を牽引する学会を目指し活動している。・審美修復治療・InterdisciplinaryApproach・咬合再構成・MicroPreparation実習マイクロ・ベーシックコース・エンドコース・マイクロべニアコース・ペリオアドバンスコース91レギュラーRegular マスターMaster Micro 講師が語る・基礎資料の収集・総合診断治療計画・歯周治療(歯周外科基礎)・咬合治療の実際など東京支部コースのご紹介臨床力アップ に直結! 話題の研修・セミナー情報!
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