デンタルアドクロニクル 2024
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JAID Nightでの記念撮影。Sandra Tai先生、Tomas Linkevičius先生、Todd R. Schoenbaum先生という世界のトップドクター3名を迎えて行われたパーティとサイン会は、大いに盛り上がった。Sandra Tai先生との記念撮影。筆者は中央。各先生方の前にはサインを求める列ができた。55 2020年に予定されたWorld Young Dental Innovators’ Meetingの延期から3年が経ち、ついに2023年の9月29日(金)から10月1日(日)の3日間にわたってパシフィコ横浜で第9回日本国際歯科大会が開催された。 この3年の間にわれわれJAIDでは、Sandra Tai先生の『アライナー矯正歯科治療』、Tomas Linkevičius先生の『ゼロボーンロスコンセプト』、Louie Al-Faraje先生の『アナトミー2』、Todd R. Schoenbaum先生の『インプラント補綴マニュアル』と4冊の翻訳を手掛け、さらにはダイナミック3Dナビゲーションサージェリーについて解説した『オーラル・インプラント・リハビリテーション・シリーズ Vol.4』を上梓した。長く苦しかったコロナ禍も翻訳や執筆活動であっという間に過ぎ去った気がする。 大会には、JAIDからは会長の岩城正明先生、顧問の鈴木仙一先生、五十嵐一先生、脇田雅文先生、清水藤太先生、会員の松成淳一先生、新井聖範先生、森本太一朗先生、今井 遊先生、毛利国安先生、そして筆者が演者として選出された。この11名の応援のため、100名を超えるJAIDの仲間たちが応援に駆けつけてくれた。 大会2日目の9月30日の夜には、横浜の海に面したレストランを借り切ってパーティ、JAID Nightを開催した。その目玉は何といっても翻訳書籍の原著者のSandra Tai先生、Tomas Linkeviius先生、Todd R. Schoenbaum先生のサイン会である。大会の演者でもある3名の先生方がわれわれのパーティに駆けつけてくれ、パーティと同時にサイン会が開催された。3名の先生方が会場入りすると、一気に会場全体のボルテージが上がり、この機会にと多くの先生が書籍を手に長蛇の列ができ、終始途切れることなくサイン会と記念撮影が続いた。 4年後の大会の際にも同様のパーティが開催できるように、JAIDの仲間たちとともに研鑽を積んでいきたいと思う。Quint Dental AD Chronicle 2024長尾龍典JAID常務理事京都府開業:ながお歯科クリニック第9回日本国際歯科大会 JAID Night 2023

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