日付9月30日10月1日タスクフォース確認SHELF導入全体スケジュールインフォメーション東中野SHELFと発注ノート併用にて発注エムズiPad予防①(外来)SHELFと発注ノート併用にて発注予防②(訪問)SHELFと発注ノート併用にて発注その他クリニックドクターブック検証・課題の修正ササキ(高津さん)10月4日10月5日10月6日10月7日10月8日~31日11月1日~受付勉強会にてSHELF研修19時~※2スター以上14時~SHELFでの発注不可前日14時~分含め※発注ノートに記載してSHELFと発注SHELFと発注ノート併用にて発注翌日発注ノート併用にて発注14時~SHELFでの発注不可前日14時~分含め※発注ノートに記載して翌日発注SHELFと発注ノート併用にて発注SHELFと発注ノート併用にて発注14時~SHELFでの発注不可前日14時~分含め※発注ノートに記載してSHELFと発注SHELFと発注ノート併用にて発注翌日発注ノート併用にて発注SHELF用iPadクリニック配布※発注者の登録★システムメンテナンス14時~データ履歴がなくなるので東中野・予防①・②の納品前の発注分については10月5日午前中までにデータ移行※納品済みのデータは復元しない受付勉強会にてSHELF研修19時~★使い方の資料準備通常どおりSHELFのみで発注※発注ノート廃止SHELFのみで発注※発注ノート廃止SHELFのみで発注※発注ノート廃止SHELFと発注ノート併用にて発注SHELFのみで発注※発注ノート廃止検証・課題の修正 在庫管理・発注においては、多くの歯科医院でいわゆる“発注ノート”と呼ばれるノートを介在して歯科医院と歯科ディーラーの間でやり取りを行うアナログな方法が用いられているのではないでしょうか。当院でも、2年前までは週に1度、歯科ディーラー担当者に足を運んでもらい、発注ノートに記載した製品を書き写して届けてもらっていました。 しかし、オンタイムで発注ができない、納品時期がわからず急いでほしい場合は都度電話やメールで担当者への確認・連絡が必要、発注時の記載ミスによる発注間違いや発注漏れが多い、製品を覚えていない新人には発注管理を任せにくいなど、管理するうえで手間が多く、忙しい歯科医院の現場ではつねに少なからずストレスを感じていました。 現在、当院では歯科医院専用の在庫管理・発注アプリ「SHELF」(図1)を導入しています。その利点は、・いつでも発注ができる・ 発注前/発注済み/納品待ちのステータス管理ができる・電話やメールでのやり取りが要らない・発注時に写真で製品を確認できる・ 用途ごと、シチュエーションごとの分類や、クリニック独自の名称で登録されているので製品検索が簡単・過去の履歴から製品が発注できる図1 SHELFの在庫管理・発注画面。68 などさまざまあり、スタッフからも好評です(図2)。 なかでもいちばんの利点は、歯科医院と歯科ディーラーの間で必要なコミュニケーションは取りつつも、双方の発注にかかわる時間が大幅に短縮されたことです。また、製品が写真で確認できたり、発注前/発注済み/納品待ちのステータス管理が色分けされているため、直感的に操作ができることも新人スタッフにとってわかりやすく使い勝手が良いようです。 なお、当院は導入の際、診療時にトラブルがあると困るので、最初の1ヵ月間は移行期間として発注ノートとSHELFを並行して使って発注業務を行いました(図3)。そのおかげで特にトラブルは発生せず、スムーズに移行ができました。SHELFに限らず、クリニックで新しいシステムを導入する際は、全員が納得してスタートすることというのは難しいですが、もっとも大切なのは、導入の目的をスタッフ全体に共有し、何月何日から導入するという意思決定をトップである理事長や院長が行うことだと考えます。図2 SHELFを用いて在庫管理を行うスタッフ。図3 当院におけるSHELF導入スケジュール。MID-G松尾一樹 Kazuki Matsuo エムズ歯科クリニック 理事長 森田英明 Hideaki Morita エムズ歯科クリニック 事務局長MID-G×SHELF
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