ぺリオ76図1 新しいデジタル矯正分野は、急速な進化をしており、アライナー矯正は特に進化早く、新しい知識を常に学んで行く必要がある。日本デジタル矯正歯科学会(Japan Digital Orthodontic Society:JDOS)は、デジタルソリューションを用いてデジタル矯正治療に関する学術および研究発表をすることで会員相互ならびに国内外との連携、協力団体との交流を深めていきます。国民に対しては、安全、良質なデジタル矯正歯科医療の普及をもって、健康増進および福祉の向上に貢献することを目的とします。理事長 三林栄吾 Eigo Mitsubayashi講師が語るプロフィール 1987年、愛知学院大学卒業。1987年、神奈川歯科大学総合診療科勤務。1989年、神奈川歯科大学矯正科(現:成長発達学科矯正学部門)勤務。1992年、みつばやし歯科・矯正歯科クリニック開院。現在、シュアスマイル研究会の会長も務める。Basicマネージメントエンド矯正(アライナー含む)Advance補綴・咬合インプラント予防デジタル歯科 現在、CBCT、口腔内スキャナー、CAD/CAMあるいは3Dプリンターなどのデジタル化が進んでいます。そして、個々の患者医療データを統合し他科との連携のインターディシプリナリーもデジタルデータによって容易になってきました。 今後もデジタルを用いた矯正は、技術の進化と共に今後大きく変化してくるでしょう。 日本デジタル矯正歯科学会は、歯科矯正学の根幹である診査・診断に三次元情報であるデジタルを生かすことで矯正学に新しい価値を見いだすことをテーマとしており、新しいデジタル矯正のプラットフォームを提供します。そのための学術大会・セミナー・認定医・認定医コースの開催を通じてアライナー矯正歯科における最新の発展やトラブルシューティング技術について実践者に情報を提供することができます。 そして、最新のデジタル機器の情報発信なども積極的に行う予定です(図1)。現在、『歯科矯正学における3D診断および治療計画 アライナー、OSA、TMD治療にも応用できる最新のデジタル矯正(2022年、クインテッセンス出版)』と『基礎から学ぶデジタル時代の矯正入門 IOSと3Dプリンターを応用したカスタムメイド矯正装置(2023年、クインテッセンス出版)』を当学会で翻訳し、テキストブックとしても活用している。最新情報満載ですので、ご参照して頂ければ幸いです(図2、3)。臨床力アップ に直結! 話題の研修・セミナー情報!臨床力アップ に直結!臨床力アップ に直結!臨床力アップ に直結!デジタルの融合を目指して―一般社団法人 日本デジタル矯正歯科学会―世界の矯正歯科治療と
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